岩国の星空と自然のギャラリー

テーマは「岩国の美しい空をいつまでも」☆彡  岩国天体同好会の活動を中心に、星空、自然、ローカルな話題を紹介していきます。         

2018年03月


私事
およそ1ケ月前に思いきった機材の入替えをしました。

赤道儀に関しては、未だに「手動導入」に面白みを感じるのですが、周囲の皆さんは「自動導入」が当たり前になっているし、手動では近くに目印となる星がないと導入が難しいこともあって、
遂に、私も自動導入赤道儀」を手に入れました。

機種は、ビクセンSXD2です。
この架台はパソコン不要で、STAR BOOK TENというコントローラー(縦17㎝×横15㎝)の液晶がパソコン画面のような感覚で操作できるのが良いですね。

実使用は1回のみ、ふれパクフェスタでモーターでの粗動・微動での導入しかやっていませんでした。
スカイウォッチャーEQ5の「ステッピング・モーター」は非常に静音ですが、ビクセンの「パルス・モ-ター」は音がやや大きめです。

マンション住まいの私は、近所の目(耳!)が気になって、ベランダでは使えない状況です。
岩国駅に近い自宅ベランダは非常に狭隘です。
もちろん星雲・星団を見れる環境にはないので、惑星・月・太陽が観望対象ということになります。
いずれ使い慣れたら、自動導入ではなく「恒星時駆動(SCOPE MODE)」にしておいて、赤経・赤緯クランプを解除し、手動で大まかに導入したうえで、再びクランプを固定し、モーターの微動で天体を視野導入する方法により、自宅でも使えるようにしたいと考えています。


前置きが長くなりましたが、
本日(3/31)の夜中に機材を持ち出して、車で30分のホームグランドに行って、自動導入の練習をしました。
外国製のハンドコントローラー式自動導入の使用経験はありますが、国産品の自動導入機の取扱説明書は分厚いですねぇ。
夜露で濡れないように必要箇所のみコピーしていましたが、
約1時間、悪戦苦闘しながら、何とか使えるようになりました。
留意点
①鏡筒バランスを十分に行う
②アライメントはスリー・スター以上で導入精度を高める
自動導入で観望した天体
いずれも、視野のほぼ真ん中に入ってくれました。凄いです☆彡
・M57(こと座リング星雲)
・アルビレオ(はくちょう座二重星)
・M13(ヘルクレス座球状星団)
・M22(いて座球状星団)
・M8(いて座干潟星雲)
・M3(りょーけん座球状星団)
満月近い明るい空でしたが、それぞれの特徴を見て楽しめました。


現地到着は3時過ぎ
機材設営が3時半ごろ
導入練習を4時半くらいに終え、
慌てるように、夜明け前の3惑星を撮りました。

架台 SXD2
鏡筒 BKMAK180
焦点 2700㎜直焦
個体 Canon KissX4
撮影 クロップ動画
感想 失敗作!

①木星・・・大赤斑が向こう側(向かって右)に回り込む寸前でした
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②火星・・・なんとなく表面模様が見えるようなぁ?
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③土星・・・「再処理」で少し改善されたので差替えました。
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お粗末のオンパレードでした!
この次、頑張ります・・・ (*'▽')

投稿IS


月齢7.9

日時 2018.03.25  22m47m
ISO     200
露出   1/50
個体   Canon KissX4
鏡筒   GOTO 1,200㎜ 直焦点

【縦】
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[横]トリミング
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      ↑   ↑     ↑              ↑      ↑
       ハーン   雨の海      アペニン山脈                直線壁   アトラス
 

投稿IS

この記事は、アストロアーツの「星空ガイド」を引用させていただいています。



2018年 4月の星空
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主な天体現象
 4月は、火星と土星が接近、月と木星の接近(2回)、月と火星・土星の接近、金星と昴の接近があります。
 火星が星座の中を移動し、やがて地球と大接近、次第に遠ざかっていく様を写真に撮っておくと、後から見直せば、良い思い出になるのではないでしょうか。☆彡
 接近だらけの4月ですが、そんな中、23日(月)未明から明け方にかけて「こと座流星群」が極大を迎えます。数は少な目ですが、大物が飛ぶかも知れないので目が離せません。
 また、月末には「水星」が西方最大離隔を迎えますが、高度が低く、観測には不向きでしょう。
 ここ最近すっかり春めいて、全国各地で桜の開花が話題になっていますね。
 その一方で、花粉が飛び交う辛い時期でもあり、星見を妨げる春霞があったりです。
 自然には逆えませんから、ここはゆっくりと構え、のんびりと星を愛でて行きましょう


上旬に「火星と土星が大接近」
 4月上旬の未明から明け方、南東の空で火星と土星が大接近します。
 最接近は4月3日で、1度ほどの間隔で上下に並び、その前後の期間もしばらくは双眼鏡の同一視野内に見えるほど近づいて見えます。
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岩国天体同好会「月例会4月7日(土) 日没~ 於:祖生東小学校グラウンド
 午後7時頃の星空です。当日は特にこれといった天体現象はありませんが、金星、冬の一等星・星雲・星団、初春の星座を楽しめると良いですね。
 ぶらっとお立ち寄りください。晴れたら、きっと「今日は来て良かった!」と思っていただけると思います☆彡
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4月8日の「月と火星・土星の接近」
 8日の未明から明け方、南東の空で月齢21の半月と火星、土星の3天体が接近して見えます。肉眼や双眼鏡で、十分に楽しめる現象です。
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下旬の「金星と昴の接近」
 4月下旬、夕方の西の低空で、宵の明星:金星、おうし座のプレアデス星団(すばる)が接近して見えます。
 最接近は、4月25日頃です。
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4月23日、明け方の「こと座流星群」
 23日の明け方、こと座流星群の活動が極大(時刻は未明3時頃)となります。
 上弦の月は1時頃には沈むので、それ以降は月明かりの影響を受けず、好条件で流れ星を観察することができるでしょう。1時間あたり10個程度と予想されています。
 願い事が叶いますように・・・ ☆彡☆彡☆彡
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詳しくは、アストアーツのHPをご覧ください。



「天体写真の撮影法」:第二弾

ポータブル赤道儀(略称:ポタ赤)で夏の星座を撮ってみました。
場所は今回も、由宇町にある「潮風公園」です。
砂浜には降りず、遊歩道に設置しての撮影でした。

早朝4時頃ですが、この時間に散歩されるご婦人がおられました。
すれ違うのに支障はなかったですが、通行の邪魔になったことに違いはないので、申し訳なかったと反省しきりです。
次回は、歩道の上の「階段」に設置します。
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ポタ赤は、小型・軽量化のため「赤緯軸」はありません。
赤経軸にモーターが組み込まれており、電動で星を追尾してくれるので、固定撮影では難しかった天の川、星雲・星団の撮影が可能となります。
広角から標準レンズでは問題なく、星を「点」に写し撮れます。


私が使っているポタ赤は、天文ショップ「アイベル」オリジナル商品の「CD-1」という機種です。
手のひらサイズですが、耐荷重量は5kgもあるので、いつかは中望遠(70~200㎜)でも挑戦してみたいと思っています。
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(写真に写ってませんが、極軸望遠鏡に北極星を導入し、天の北極に合わせます。)
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(自由雲台を使って、思い思いのアングルで星空を切り撮っていきます。)
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由宇町の「潮風公園」は、「東から南」方面が開けた場所です。
北は岩国・広島方面の明かり、西は国道188号線があります。

以下の写真は、
ISO 800
露出  120秒
絞り  F2.0
もう少し露出を抑えるか、画像処理を勉強するか・・・といったところ (苦笑)

焦点距離は、
いずれも「18㎜」です。

木星、さそり座、いて座(№1)
 この画は「ソフトフィルター」を使っているので、星座の形は分かりやすいですが、低空域ということもあって、全体的に白っぽく仕上がってしまいました。
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木星、さそり座、いて座(№2)
 フィルター無しで撮った画です。
 さそり座アンタレスの左上に「流星」が写り込んでいます。明るかったのですが、ISO 800では、この程度にしか写りませんねぇ。 
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夏の大三角
 ベガ(こと座)、デネブ(はくちょう座)、アルタイル(わし座)が作る大三角です。
 フィルターを使うのを忘れたので、星が密集している領域では、さすがの一等星も星々の中に埋もれてしまいそうですねぇ。
 ご覧のとおり、天頂付近は空が暗いので、濃く、引き締まった画になっています。
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いて座の中の火星と土星【焦点距離35㎜(F2.0)で撮影していた画を追加UP
 薄明が始まる直前に撮影した画です。
 画面中央の赤い星雲(M8)の左に「火星」、そのまた左に「土星」がいます。
 これから暫く、火星が土星にどんどん近づいていく様子を楽しめそうです。
 この領域は、星雲・星団がたくさんあり、暗黒帯も入り乱れて、なかなか賑やかですねぇ。
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私はLAW画像処理ができません。
JPEGで撮った画に、弱めの画像処理を行っている程度です。
以前は「トーンカーブ処理」とかやっていましたが、今では面倒くさくなって、お気軽撮影に加え、お気軽処理が信条になってます (苦笑)




早起きは辛かったですが、
一足先に、夏の星座を楽めました。

小型双眼鏡を携行していたので、軽めの観望もできました。

次回は、ではなく「」へ行こうかな  (*'')


投稿IS

3月22日は久方振りに晴れていたので、水星と金星を見に銭壺山頂へ行きました。
先日より腰痛や足の親指の付け根が痛むので、整形外科へ行くと老化現象の一環と言われました。
今回はカメラと三脚のみで、お手軽撮影です。
金星は光っていますが水星はよく見えません。3月10日はよく見えたのですが。
ぶれちゃいました。
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次はカノープスを山頂から見てみました。
大島大橋の上に見えます。
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松山方面も明るい空で、なんか今日は島の数が多い感じがしました。
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しし座方面
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帰りは由宇ドームの見える場所で工場夜景撮影
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これでめでたく終了となるはずだったのですが、事件が起きかかりました。
頂上より降りるとき、念のために自宅へ電話を掛けましたが、出ませんので
仕方なくそのまま下山しました。

ドームの上で写真を撮る前に自宅へ電話をすると、妻の怒りの声がしました。
これは何か「やばかったのか、」と思いましたが、由宇に居る息子に頂上まで捜索に向かったという事だった。

息子に電話すると頂上に居る返事だった。

妻は何回も電話しても出なかったので、何かあったかと思ったでした。
私はマナーモードで下山中なので分かりませんでした。(よくある事)
今度からは下手に電話は掛けれません。

スマホも不慣れですので、事件になります。

しかしなぜ下山途中で出会わなかったのでしょうか。

と、詰まらない事件でした。

投稿:M-Y




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