私事
およそ1ケ月前に思いきった機材の入替えをしました。
赤道儀に関しては、未だに「手動導入」に面白みを感じるのですが、周囲の皆さんは「自動導入」が当たり前になっているし、手動では近くに目印となる星がないと導入が難しいこともあって、
遂に、私も「自動導入赤道儀」を手に入れました。
機種は、ビクセンSXD2です。
この架台はパソコン不要で、STAR BOOK TENというコントローラー(縦17㎝×横15㎝)の液晶がパソコン画面のような感覚で操作できるのが良いですね。
実使用は1回のみ、ふれパクフェスタでモーターでの粗動・微動での導入しかやっていませんでした。
スカイウォッチャーEQ5の「ステッピング・モーター」は非常に静音ですが、ビクセンの「パルス・モ-ター」は音がやや大きめです。
マンション住まいの私は、近所の目(耳!)が気になって、ベランダでは使えない状況です。
岩国駅に近い自宅ベランダは非常に狭隘です。
もちろん星雲・星団を見れる環境にはないので、惑星・月・太陽が観望対象ということになります。
いずれ使い慣れたら、自動導入ではなく「恒星時駆動(SCOPE MODE)」にしておいて、赤経・赤緯クランプを解除し、手動で大まかに導入したうえで、再びクランプを固定し、モーターの微動で天体を視野導入する方法により、自宅でも使えるようにしたいと考えています。
前置きが長くなりましたが、
本日(3/31)の夜中に機材を持ち出して、車で30分のホームグランドに行って、自動導入の練習をしました。
外国製のハンドコントローラー式自動導入の使用経験はありますが、国産品の自動導入機の取扱説明書は分厚いですねぇ。
夜露で濡れないように必要箇所のみコピーしていましたが、
約1時間、悪戦苦闘しながら、何とか使えるようになりました。
★留意点
①鏡筒バランスを十分に行う
②アライメントはスリー・スター以上で導入精度を高める
★自動導入で観望した天体
いずれも、視野のほぼ真ん中に入ってくれました。凄いです!☆彡
・M57(こと座リング星雲)
・アルビレオ(はくちょう座二重星)
・M13(ヘルクレス座球状星団)
・M22(いて座球状星団)
・M8(いて座干潟星雲)
・M3(りょーけん座球状星団)
満月近い明るい空でしたが、それぞれの特徴を見て楽しめました。
現地到着は3時過ぎ
機材設営が3時半ごろ
導入練習を4時半くらいに終え、
慌てるように、夜明け前の3惑星を撮りました。
架台 SXD2
鏡筒 BKMAK180
焦点 2700㎜直焦
個体 Canon KissX4
撮影 クロップ動画
感想 失敗作!
①木星・・・大赤斑が向こう側(向かって右)に回り込む寸前でした
②火星・・・なんとなく表面模様が見えるようなぁ?
③土星・・・「再処理」で少し改善されたので差替えました。
お粗末のオンパレードでした!
この次、頑張ります・・・ (*'▽')
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