岩国の星空と自然のギャラリー

テーマは「岩国の美しい空をいつまでも」☆彡  岩国天体同好会の活動を中心に、星空、自然、ローカルな話題を紹介していきます。         

2020年10月

ずっと撮り続けてきた「火星」ですが、我が家(マンション)のベランダでの撮影は、今夜で、一応の区切りです。

・3~4日おきに撮影
・SXD2赤道儀の設置、撤収
・その度に収納コンテナBOXから重たいC11(12㎏)鏡筒を出しては、収め
・高倍率撮影に耐えうる手間のかかる高精度なファインダー光軸合わせ
・シーイングが悪い中、撮影の度にピント合わせに苦労
(ピント・ノブを回しながら南極冠が一番小さく、且つ一番白く輝く位置を探しました)
・行く手を阻む往来の雲との闘い

そんな、ひと月余りの継続撮影でした。
飽きっぽい私には似合わず、根気が続いたものです(苦笑
その甲斐あって、ダイジャスト版を作成するに至りました。
9月28日から10月31日の間の「火星」をGIFアニメにまとめてみました。
*火星の「自転」をお分かりいただけると思います。
ecTQMuMNY2CUQMIEO2kM1604146106-1604146160


:最接近(10/6)の火星  :今夜(10/31)の火星 2020.10.31 19h58m C11 X2バロー 
(遠ざかりつつあるのが分かりますねぇ)
2020.10.06_22_23_Mars2020.10.31_19_58_Mars


こんな風景は、暫くは見れなくなりそうです。
DSCF5921


今回の接近で一番の「お気に入り」は、10月17日の写真です。
(大シルチスからサバ人の湾、子午線の湾の辺り。翌18日だったら更に良かったかも)
2020.10.17_2142_Mars_RegiStax-ウェブレット10.4


投稿する写真は「火星」ばかりで大変失礼しました。 

ベランダでの撮影があまりにも楽ちんだったので、正直なところ腰が重いですが、そろそろフィールドに出掛けたいと思っています。

イッシー

投稿:M-Y

錦帯橋へISSを撮りに行きました。
10月24日5:00頃より20分間です。
レンズは14-24mmF2.8開放(15mm)
ISO1600 15秒

output_comp-003

なかなか北極星に当たる晴天の日はありませんでした。
写真の右側は街灯を増加して照度は増していました。
かなり橋から離れないとゴーストで見られませんので次回から対策が必要です。
橋の照明は、時々車の通行での照明でいつも明るくありません。

以前のISS検索は「きぼうを見よう」で検索していたのですが、Adobe Flash Playerが起動しません。
12月でAdobeサービス終了するので止めているのかもしれません。
今回の検索も「HEAVENS ABOVE」で検索しました。

最近だらしないので、今はこんなものしか撮れません。



近くの製紙工場の煙突から噴出される煤煙が、いつもと違って、真っすぐ上に伸びていました。

・・・ひょっとしたら、好シーイングかも・・・☆彡

しかし、
期待とは裏腹に、相変わらずのシーイングでした。
激しく瞬き、表面模様が全く見えない場面もありました。
上空では、強い風が吹いていたのでしょうねぇ。


いつものように、RegiStax5でスタックし、ステライメージで軽めの処理です。
2020.10.27 20h25m ASI120MC 120fps CELESTRON C11 (2800㎜F10) X2バロー Vixen SXD2
2020.10.27_20.25_Mars

出現時刻がどんどん早くなってきたので、我が家の東側ベランダからの「火星」はぼちぼち終盤です。

(狭いベランダで、低い庇に隠れて見えなくなるからです)

今回の準大接近は、9月下旬から、3日程度ごとに連続して撮影しました。
その間に1周(自転)する「火星」の表情(表面模様)を楽しませてもらったです。

「火星」ちゃんには、感謝、感謝ですね。


CELESTRON C11(2800㎜F10)が活躍してくれています。
今月末に、もう1回は撮りたいと思っています。


投稿:イッシー

 今月はおもに
  光学系:CANON FD 300mm(F2.8→F4)
  カメラボディ:SONYα7R
 の組み合わせで2種類のフィルター(アイダスNB1とサイトロンLPR-N)を使い撮影してきました。
 今回はその中で、Sh2-240(おうし座の超新星残骸)とIC405,410(ぎょしゃ座)の2つの対象について、それぞれの「フィルターによる画像」と「その2種類の画像の合成の画像」を比較してみました。

 まずは、Sh2-240(おうし座の超新星残骸)の画像から

画像1.(アイダスNB1フィルター使用:180秒×70枚コンポジット)
01_Sh2-240_201022_a7R_70

画像2.(サイトロンLPR-Nフィルター使用:180秒×70枚コンポジット)
02_Sh2-240_201024_a7R_70

画像3.(アイダスNB1フィルター使用で180枚×55枚の画像と画像1.と画像2.を合成した画像)
03_Sh2-240_2010_a7R_ALL_2

画像4.(3枚の画像を拡大して比較)
04_Sh2-240

 左上が画像1.、右上が画像2.、下が画像3です。
 画像2.は処理が少し失敗気味ですが、画像1.と画像2.を合成した画像3.は良くなっていると思います。しかし、アイダスNB1フィルターで125枚、サイトロンLPR-Nフィルターで70枚、合計で195枚の合成(総露出時間が9時間45分)なのですがその割にはもっといい画像になってもいいと思うのですが・・・。まだまだ技術不足なのかと思います。

 次は、IC405,410(ぎょしゃ座)の画像です

画像5.(アイダスNB1フィルター使用:180秒×59枚コンポジット)
05_IC405_410_417_201020_a7R_59

画像6.(サイトロンLPR-Nフィルター使用:180秒×30枚コンポジット)
06_IC405_410_201025_a7R_30

画像7.(画像4.と画像5.を合成した画像)
07_IC405_410_201020_25_a7R_C

画像8.(3枚の画像を拡大して比較)
08_IC405

 左から画像5、画像6、画像7です。
 私は画像6.の色合いが好きです。画像6.は30枚コンポジットなので、60枚以上であればもっと良くなるかのしてません。来月の課題とします。(O.T.)

昨夜(10/24)も撮りましたが、一昨日(10/23)撮るべきでした。
大シルチスが隠れそうでしたぁ (≧▽≦)

今回の撮影時もアウトプット・フォーマットをAviとすべきところをRAWにしていたり
ファインダーの光軸出しを雑にやっていたので火星をカメラ(ASI120MC)に導入するのに手間取ったり
結局、ベランダ庇ギリギリの高度(約50度)での撮影でした。
何やってんだか・・・ (苦笑)

撮れた画は、
画面に向かって
右端に「大シルチス」
中央やや右に「小シルチス」
左から「キムメリア人の海」がせり出しています。
2020.10.24 20h46m ASI120MC 120fps CELESTRON C11 (2800㎜F10) X2バロー Vixen SXD2
2020.10.24_20_46_Mars-1


これだけでは、ちっとも面白くないですねぇ。

ということで、
前回の接近(最接近2018.07.31)での火星です。
撮影は翌日の 8/1でした。
ストーム(砂嵐)のため、大シルチスがかろうじで写っているといった環境でした。
2018.08.01_01_10_火星

前々回の接近(最接近2016.05.31)での火星です。
撮影は前日の 5/30でした。( 5/31は「曇り」)
南中時の高度は、40~50度だったと記憶していますが定かではありません。
しかし、抜群のシーイングで、派手な表面模様を、画像処理が要らないくらい大変よく写りました。
2016.05.30 火星中接近


お粗末でしたぁ~っ


投稿:イッシー

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