岩国の星空と自然のギャラリー

テーマは「岩国の美しい空をいつまでも」☆彡  岩国天体同好会の活動を中心に、星空、自然、ローカルな話題を紹介していきます。         

2021年01月

昨年末、
太陽撮影を目的に、
12回ローン無金利セールで購入した「ASI178MM」ですが、
上手く使いこなせず、
飽きっぽい性格も影響し、
使うこと自体に根気が続きそうにないので、ヤフオク!に出品しました。
このタイプのカメラは価格変動(為替相場?)が激しいようで、既に新品価格が購入時より3千円ほど値下がりしており、嫌気が差してきていたことも、出品に至った理由です。
3回しか使っていない極美品のため、
購入価格から1万円引いた価格でオークション開始としましたが、アクセス件数760人、ウオッチ登録36人にも関わらず、入札者なし!、落札されませんでした。
つい先日、1月28日(木)の出来事です。

情けない自分・・・
かなり心が凹んでしまい、何だか馬鹿馬鹿しくなりました。

今朝(1/30)、太陽望遠鏡で見る太陽は、彩層面は大人しい表情でしたが、やや大き目なプロミネンスが出現していました。
晴れから曇りの予報、いつ雲が出るか分からないので、
高度がまだ20度ちょっとの太陽を撮影しました。

Gain 200固定
Exposure プロミネンス:280、 彩層面:10

2021.01.30_09_05 【バローなし】
0 2021.01.30_09_05_19_g4_ap24588
(時間は前後しますが)
2021.01.30_08_50 【×3バロー】 向かって8時の方向
 画像をクリックすると画面が切り替わり、もう一度クリックすると大きな画像になります(*'▽')
1 2021.01.30_08_50
2021.01.30_08_53 【×3バロー】 向かって11時の方向
2 2021.01.30_08_53
2021.01.30_09_02 【バローなし】
 前回は向かって「下方」が片ボケでしたが、ピント合わせを下方で調整したところ、少し改善されました。
2021.01.30_09_02
上の「④」をステライメージで疑似カラー化したのですが、見た目、太陽リムの精細感が減少(苦笑)
2021.01.30_09_02_疑似カラー
冒頭「①」を疑似カラー化したら、淡いプロミネンスが「赤」く「濃」くの結果です。
2021.01.30_09_05_19_疑似カラー


撮影機材です。
DSCF6012
※「②」のプロミネンスは眼視では淡く、×2バローではますます淡く、×3バローは更に淡く、目では見え辛かったです。
DSCF6014


ヤフオク!に出品するも落札されなかったASI178MM

もう少し、使い込んでみようと思います。
また、
画像処理のちょっとしたことで随分と仕上がりが変わる(改善される)ことも分かってきました。

落札されなくて良かったな・・・と  ➢ いいえ、ただの強がりですw (笑)


投稿:イッシー

最近は遠出の撮影はしなくなりました。(暑つさ、寒さに弱く意思も弱い)
(昨日は寒さも和らぎ昔の写真機の確認も兼ねました)
今から13年まえのEOS40D フィルターカットで久しぶりに(6年以上前)撮影してみました。

結論から申し上げますとステラショット2ではRAWは転送されなかった。(D810AではOK)

改造品は赤かぶりの処理方法が分かりにくく、使いづらいこともありました。
ステライメージ9の自動処理モードで赤かぶりは処理されました。

1月27日の満月前の月があるそばで撮りましたので細かな雲は映っていません。
場所は自宅前で周りにはLEDや蛍光灯の街灯4基の再悪条件でした。

EOS40D改造 TSA120直焦 ISO800 5sec  10sec  15sec各2枚コンポジット

New4-001


7年前のセレストロンC8直焦ISO1600 30秒ですがピントが甘いかな
ステライメージ9で処理
New110-001

トラペジュウムもしっかり写っていました。

ヤフオクかな

投稿:M-Y

皆さんは「天体は、どうせ写真のようには見れない」・・・
だから「写真に撮っても意味がない」
・・・と思っていらっしゃるでしょうか?

私は下手くそですが、写真が好きです。
色々な機材を買い集めているのは、写真を撮ることの目的が多いです。
しかし、
一時は35㎝ドブソニアン自動導入経緯台(SkyWatcherDOBGOTO14)で深宇宙を堪能させてもらった「眼視派」でもあります。
今でも、
写真では決して味わうことができない「生」の宇宙は、「眼視」を上回るものはないと思っています。

冬の代表「オリオン星雲」 
f3a33375のコピー
1年ほど前にMEADE LX70ー150MAX 直焦点での撮影ですが、眼視でも、このイメージで見ることができます!☆彡
肉眼ではモノクロ・モードですが、
それでも何とか、ピンクっぽい「」を感じたりします。
018-20191228_2207-trapezium

写真では、4重星「トラペジウム」が潰れて(白く飛んで)いますが、
眼視では、しっかりと、4つの星の美しさを楽しむことができます。


写真も良いけど、
眼視も、
写真に負けないくらい、素晴らしいと思います・・・(´▽`*)


独りごとでした・・・☆彡


投稿:イッシー

 昨年末から今年初めにかけて、冷却モノクロカメラ(ASI1600MMPro)とそれに対応する光学系としてRedCat 250mm F4.9を導入しました。本当は反射系がいいのかもしれませんが、光軸調整やピント調整のことを考えて屈折系としました。今回はこのRedCatとASI1600MMProの組合せによる画像とCanonFD300mm(F2.8)とSonyα7Rの組合せによる画像を比較できるように写真を構成してみました。以前撮影した対象がほとんどですが・・・。
 LRGB合成やAOO合成による写真を掲載しますが、画像処理がまだまだ未熟なので出来はイマイチです。ASI1600MMProの画像についてはフラット画像をうまく作れないでいるので、フラット補正はしていません。

1. IC443、444 1月8日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 LRGB合成
  L 180秒×20枚 R、G、B 各180秒×10枚
01_IC443_444_210108_1600MM_LRGB

2. IC443、444 1月8日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×50枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
02_IC443_444_210108_a7R_50

3. M78付近 1月20日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 AOO合成
  Hα 300秒×10枚 OⅢ 300秒×10枚
M78_210120_1600MM_Ha_O3_S2

4. M78付近 1月20日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×7枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
04_M78_210120_a7R_7

5. IC434(馬頭星雲) 1月20日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 AOO合成
  Hα 300秒×10枚 OⅢ 300秒×10枚
05_Horsehead_210120_1600MM_AOO

5'.   IC434(馬頭星雲) 1月20日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 ASO合成
  Hα 300秒×10枚 OⅢ 300秒×10枚
Horsehead_210120_1600MM_ASO

6. IC434(馬頭星雲) 1月20日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×48枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
06_Horsehead_210120_a7R_48

7. IC2177(わし星雲) 1月19日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 LRGB合成
  L 180秒×20枚 R、G、B 各180秒×10枚
07_IC2177_210119_1600MM_LRGB

8. IC2177(わし星雲) 1月19日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 AOO合成
  Hα 300秒×10枚 OⅢ 300秒×10枚
08_IC2177_210119_1600MM_AOO

9. IC2177(わし星雲) 1月19日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×56枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
09_IC2177_210119_a7R_56

10. NGC2174 1月9日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 LRGB合成
  L 180秒×20枚 R、G、B 各180秒×10枚
10_NGC2174_210109_1600MM_LRGB

11. NGC2237-9(ばら星雲) 1月9日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×30枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
11_NGC2237_9_210109_a7R_30

12. NGC2264(コーン星雲) 1月9日
  RedCat 250mm F4.9
  ASI1600MMPro -10°冷却
  Gain100 Offset10 LRGB合成
  L 180秒×20枚 R、G、B 各180秒×10枚
12_NGC2264_210109_1600MM_LRGB

13. NGC2264(コーン星雲) 1月9日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×40枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
13_NGC2264_210109_a7R_40

14. Sh2-240(おうし座超新星残骸) 1月8日
  Canon FD 300mm(F2.8→F4)
  Sonyα7R 180秒×50枚コンポジット
  IDAS NB1フィルター使用
14_Sh2_240_210108_a7R_50_01

 RGB合成は3つの画像の処理や星像をあわせるのがなかなか難しいですね、これから少しづつ問題を解決してより良い画像が出来るように頑張りたいと思っています。今回はこの辺で終わります。(O.T.)
* 画像5’を追加しました。また、画像3.は画像処理をやり直したものに差し替えました。

先日開催された新年1月の月例会に参加されたみずがめ座さんから新着画像が届きました。
その際に、
「最近、星景写真を始めたので、ここ旧祖生東グラウンドで星景を撮りたいです」と話しておられたみずがめ座さんですが、早速、この地で撮影されたようです。

旧祖生東小学校のグラウンドの奥には大きな樹木があります。
私は星見には邪魔と感じていましたが、
その樹を星景の題材にしようというところにみずがめ座さんの「感性」が表れていますね。

★旧祖生東のオリオン座
20210120192449_IMG_8876-1
画面下の巨光は、おおいぬ座の1等星「シリウス」です。
如何なる星も、このシリウスの輝きの美しさには敵わない、冬空に輝く「ダイヤモンド」ですね!


代理投稿:イッシー

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