岩国の星空と自然のギャラリー

テーマは「岩国の美しい空をいつまでも」☆彡  岩国天体同好会の活動を中心に、星空、自然、ローカルな話題を紹介していきます。         

2021年07月

 7月29日の夜は8時30分ごろから月が昇ってくる11時30分ごろまで、いて座M8(干潟星雲)を撮影しました。本当に久しぶりのLRGB画像での撮影でした。LRGBの画像処理が久しぶりだったので難しかったです。

 いて座 M8 干潟星雲
   ε-160(530mmF3.3) ASI294MMPro
 Gain120 Offset30 -10°冷却
 30mmF4ガイドスコープ PHD2にてガイド
   Skywatcher AZ-EQ5GT  撮影ソフトはN.I.N.A.
 L画像 180秒×12枚
 R画像 300秒×6枚
   G画像 300秒×8枚
 B画像 300秒×5枚
 総露出時間 2時間11分 
 ステライメージ9、Photoshopにて画像処理
*画像処理をやり直しましたので新しい画像を掲載しておきます。(8月2日)
M8_210729_294MM_E160_LRGB_1

 今夜からしばらくは撮影が出来ないと思いますのでこの「M8 干潟星雲」で7月は一区切りです。
「新月に近くなると天候に恵まれない」ということにならないように祈りたいですね。(O.T.)

*M8を少し拡大した画像を追加して掲載します。(8月2日)
M8_210729_294MM_E160_LRGB_1_tri

 昨夜はカシオペア座IC59、IC63を撮影しました。月齢19.6の月がありましたので相変わらずのナローバンド撮影としました。地味な対象ですが昨日のNGC281の近く、カシオペア座γ星のそばにある散光星雲です。IC59はγ星の真北、γ星に向けて尖った様な形をしているのがIC63です。

 カシオペア座 IC59、IC63
 ε-160(530mmF3.3) ASI294MMPro
 Gain120 Offset30 -10°冷却
 30mmF4ガイドスコープ PHD2にてガイド
   Skywatcher AZ-EQ5GT  撮影ソフトはN.I.N.A.
 OⅢ画像 300秒×11枚
 Ha画像 300秒×11枚
   SⅡ画像 300秒×12枚
 総露出時間 2時間50分 
 ステライメージ9、Photoshopにて画像処理

 SAO合成
1_IC59_61_210729_294MM_E160_SAO

 AOO合成
2_IC59_61_210729_294MM_E160_AOO

 疑似RGB合成
3_IC59_61_210729_294MM_E160_疑似RGB

 夜の晴天は今夜(7月30日)で終わりになるのでしょうか。晴れたら撮影するという気持ちでいるので本当にうれしいのですが・・・いささか疲れ気味ですね。(O.T.)

 昨夜は12時過ぎ頃からカシオペア座NGC281を撮影しました。月齢18.6の月が昇ってきていましたのでナローバンド撮影としました。北方向は町の中心部の方角なので光害の影響が少なからずありますがナローバンド撮影だとあまり気になりません。

 カシオペア座 NGC281
    ε-160(530mmF3.3) ASI294MMPro
 Gain120 Offset30 -10°冷却
 30mmF4ガイドスコープ PHD2にてガイド
   Skywatcher AZ-EQ5GT  撮影ソフトはN.I.N.A.
 OⅢ画像 300秒×14枚
 Ha画像 300秒×12枚
   SⅡ画像 300秒×15枚
 総露出時間 3時間25分 
 ステライメージ9、Photoshopにて画像処理

 SAO合成
1_NGC281_210728_294MM_E160_SAO_1

 AOO合成
2_NGC281_210728_294MM_E160_AOO_1

 疑似RGB合成
3_NGC281_210728_294MM_E160_疑似RGB_1

 昨夜は月が昇る前にM8をLRGB画像で撮影したのですが、オートフォーカスに失敗してしまいました・・・残念。(O.T.)

 昨夜(7月27日)は「さそり座Sh2-12,Sh2-13」に続いて「ケフェウス座IC1396」を撮影しました。3時間30分ぐらいの撮影時間でしたが途中に雲が通過したりして使える画像は3分の2程度でした。この対象はε-160には大きすぎて西側半分しか入りません。

 ケフェウス座 IC1396
  ε-160(530mmF3.3) ASI294MMPro
 Gain120 Offset30 -10°冷却
 30mmF4ガイドスコープ PHD2にてガイド
   Skywatcher AZ-EQ5GT  撮影ソフトはN.I.N.A.
 OⅢ画像 300秒×12枚
 Ha画像 300秒×8枚
   SⅡ画像 300秒×12枚
 総露出時間 2時間40分 
 ステライメージ9、Photoshopにて画像処理

 SAO合成
4_IC1396_210727_294MM_E160_SAO_02

 AOO合成
5_IC1396_210727_294MM_E160_AOO_01

 疑似RGB合成
6_IC1396_210727_294MM_E160_疑似RGB

 今週中は月の影響があるのでナローバンド撮影でしょうか。来週はLRGB画像で撮影できるようになりますかね。はくちょう座周辺をLRGB画像で撮影したいものです。(O.T.)

 昨日は月齢17.5でしたので引き続いてナローバンド撮影としました。今回は先日のさそり座NGC6357(彼岸花星雲)の2°ほど北にあるSh2-12の北西部分(全体の半分)とSh2-13を撮影しました。撮影枚数が少ないので画像が荒くなってしまいました。
 
 さそり座 Sh2-12、Sh2-13
   ε-160(530mmF3.3) ASI294MMPro
 Gain120 Offset30 -10°冷却
 30mmF4ガイドスコープ PHD2にてガイド
   Skywatcher AZ-EQ5GT  撮影ソフトはN.I.N.A.
 OⅢ画像 300秒×6枚
 Ha画像 300秒×8枚
   SⅡ画像 300秒×3枚
 総露出時間 1時間25分 
 ステライメージ9、Photoshopにて画像処理

 SAO合成
1_Sh2_13_RCW132_210727_294MM_E160_SAO_N

 AOO合成
2_Sh2_13_RCW132_210727_294MM_E160_AOO_N

 疑似RGB合成
3_Sh2_13_RCW132_210727_294MM_E160_疑似RGB

 今回はガイドが良好でしたが、星像が少し変形しているように思います。光軸を調整しなければいけないかもしれません。また、ピント合わせについてはオートフォーカスになってからかなり便利になりました。2階の観測小屋の1階部屋でリモート撮影が出来たら冬の寒い時期に快適に撮影できるのになあと思っていますが、撮影ソフトのN.I.N.A.を使いこなしていないのでいまだに赤道儀とパソコンの接続がうまくいきません。(O.T.)

↑このページのトップヘ